アプリ版製作中
走る・地図をつくる・コースを組むの3つを、ひとつのアプリにまとめます。 まだ配布していません。できあがったら、このページに置きます。
このサイトで使える「地図を作る」は、アプリ版の一部を無料のサーバーに載せたものです。 アプリ版が完全版で、速さ・範囲・解像度・持ち込みデータの制限がありません。 違いは 地図を作る のページに表で出しています。
なぜアプリなのか
無料のサーバーは 0.1 コア・512MB です。重い処理はどうしても載りません。
| 重さ | 無料サーバーで動くか | |
|---|---|---|
| 地図をつくる | 80〜140秒 | 動く(ただし1人ずつ・順番待ち) |
| コースの下ごしらえ | 手元のPCで約5分 | 動かない(30分〜2時間かかる見込み) |
| 紙の地図の読み取り | メモリ2.5GB・約18分 | 載らない |
| 3Dの森を描く | 使う人の機械しだい | サーバーの仕事ではない |
手元の機械で動かせば、この制約が全部なくなります。 持ち込みのデータ(航空レーザ点群など、数百MB)も、置くだけで使えます。
走る
地図のとおりの森が3Dで立ち上がります。手元の7枚の地図で、実際に走りながら直しています。
いま作り込んでいるのは、走っていて気になるところです。木の太さと枝の付きかた、 林床の明るさ、下草の背丈、道の踏まれ具合、沢の深さ。 たとえば下草は、記号 407 が「見通し良好・走行可能度低下」を意味するので、 目の高さを塞がない、もも丈の笹として作り分けています。
コンパスと紙地図は本番と同じ作りにしました。現在地は表示しません。 地図はレッグごとに回り、コンパスはプレートが上に固定されて針が回ります。
地図をつくる
このサイトで動いているものと同じです。アプリ版では制限がありません。 地図を作る から今すぐ試せます。
コースを組む
地図を渡すと、コントロールを置く場所を探し、難易度に合わせてコースを丸ごと組みます。 種目(ロング/ミドル)とクラス(E・A・B・N)を選ぶだけです。
難しさは、コントロールではなく区間の性質
同じ「尾根」のコントロールでも、道沿いに寄せれば易しく、 何も無い斜面を横切らせれば難しくなります。コントロールに難易度を貼るのは間違いです。 区間ごとに、次の2つで測っています。
| 測り方 | |
|---|---|
| 実行の難しさ | まっすぐ進む線を刻み、手すり(道・沢・尾根線)から外れている割合が主。やぶと登りで足す |
| ルートチョイスの難しさ | まっすぐ行く重さ ÷ 一番速いルートの重さ。1を超えた分で測る |
尾根線を「手すり」と数えるときは、進む向きが線に沿っているかまで見ます。 尾根を直角に横切るのは手すりではなく、むしろ難しい部類だからです。
コントロールの候補は4つの出どころから
記号として描かれた点だけを使うと破綻します。手元の地図7枚を数えたところ、 ある地図では点記号の8割以上が大岩でした。それだけで組めば、大岩ばかりを回ることになります。
そこで、記号の点/線の特徴点(沢の合流・道の分岐・崖の端)/植生界の角/地形の形(尾根・沢) の4つから候補を出し、種類が偏らないように選びます。
実測
自動生成した地図(筑波・約16km²)に組ませたものです。
| クラス | コントロール | 距離 | 候補の内訳 | 所要 |
|---|---|---|---|---|
| E(上級) | 14 | 4.94 km | 地形4・植生4・道2・水系2・人工2 | 0.5秒 |
| A | 12 | 3.77 km | 地形4・植生4・水系4 | 0.3秒 |
| B | 10 | 2.95 km | 地形3・水系3・植生2・人工1・道1 | 0.2秒 |
| N(初心者) | 9 | 2.06 km | 植生4・道2・水系2・地形1 | 0.1秒 |
コントロールの候補は3,466個(217個/km²)、その計算に1.7秒でした。 トップに載せた Gorropu のコース も、この仕組みが組んだものをそのまま出しています。
残っている課題
正直に書きます。まだ足りていません。
| 課題 | 中身 |
|---|---|
| 紙の地図を読めない | いまは地図データ(.omap)しか受け取れません。紙の地図をスキャンした画像から読み取るところが本命ですが、これから作ります |
| 岩が出ない | 自動生成の地図には岩の情報が入りません(元データに無いため)。手描きの地図と比べると、候補の種類が偏ります |
| 難易度が難しい側に偏る | 道の少ない地図では、ほとんどの候補が「手すりから遠い」と判定されます。初心者向けの材料が乏しくなります |
予定していること
| 対応する機械 | Windows / Mac |
| 置き場 | GitHub の配布ページ(このページからリンクします) |
| 費用 | 当面は無料。将来、高度な機能を有料にする予定です |
いまサイトで使えるものが、いきなり有料になることはありません。
いまのところ限定配布です。使いたい場所や用途を書き添えて お問い合わせ からご連絡いただければ、こちらでも設定を手伝えます。