コラム
作りながら考えていることを書いています。 うまくいったことより、つまずいたことのほうが多く残っています。
誰でも、まず地図に触れてほしくて作りました
2026-07-30
オリエンテーリングの地図を一枚つくるのは、とても手間のかかる仕事です。 データを集め、たたき台を作り、何度も現地へ行って作図する。 経験のある人が何十時間もかけて仕上げます。
「その入口が高すぎるな」とずっと思っていました。
この森で大会をやってみたい。自分の学校のまわりで地図を作ってみたい。 そう思った人が最初にぶつかるのは、地図づくりの技術そのものより前の、 何から手をつければいいのか分からないという壁ではないでしょうか。
Oria は、その壁をなくすために作りました。
場所を入れるだけで、等高線と道と建物が入った地図が出てきます。 それを OOM で開けば、もう白紙ではありません。 直すところから始められるというのは、ゼロから始めるのとはまったく違う体験です。
いまはまだ、現地で確かめて仕上げる前提のものです。 でも、地形データは年々細かくなり、判定の精度も上がっていきます。 この延長線上に、地図は誰でもすぐ手に入るものという状態があると本気で思っています。
まずは気軽に、自分の知っている場所を入れてみてください。 見慣れた土地が地図になって出てくるのは、それだけでおもしろいはずです。